社員が退職した場合、会社が収集したマイナンバーはどうすればいいのでしょうか?

退職した社員のマイナンバーは、すみやかに削除しなければなりません。
政府の指針では、退職者のマイナンバーは退職後7年以内に廃棄するよう決められています。

退職日に一刻も早くマイナンバーを廃棄する、ということではありません。
退職に関する事務手続きなど、正当な目的で、必要性がある場合には、退職者のマイナンバーも保管し続けることができます。
利用目的を達成したら、すみやかに廃棄を行います。

廃棄とは、復元ができない状態にすることです。
マスキングをするなどの方法で復元できない状態にすることも、認められています。

収集したマイナンバーデータそのもの以外にも、退職者のマイナンバーを記載したすべての書類を廃棄しなければなりません。